ノア(フローラルート)31 家族旅行
無銭宿泊できる場所がもう少しあった気がして、夜のサラボナに戻ってみました。
大当たり。
10年振りにフローラさんの部屋にお泊りです。
四人で寝るには狭いかな…?
夜が明けたと思ったら、フローラさんはもう準備万端。
結婚から10年(実質1年ちょっと)経っても隙は見せません。
そんな貴女が大好きです。
親子揃ってベッドから飛び起きますが、子ども達を挟んで両親が端に寝たんでしょうか。
多分、子ども達がお母さんを挟んで息子の隣にお父さんとか、そんな感じでしょうね。
この2年間は二人を独占していたでしょうから、ここは子ども達のこともフローラさんのことも譲りましょう。
一緒にいることをこんなに喜んでくれる子です。
お父さんも嬉しいよ!
そろそろ回るところは回り終わったかと思いきや、グランバニアへの山道~チゾットがまだでした。
用事がないと口々に訴える家族をそっと無視して懐かしい道を登っていきます。
チゾットが近付いた時、フローラさんが急に昔のことを尋ねてきました。
彼女にとってはつい最近のことですが…。
自分の為に頑張ってくれていたというのに、妊娠を隠していたことを怒れる訳がありません。
でも本当に三人とも無事で良かった。
そのおかげで家族で一緒にいられるという幸せを味わえていますから。
お父さんとユーリの気が合っているのを見る度、寂しい思いをしていたんでしょうか。
会えない時間が長かったのもあるでしょうが、やはりルーナの方がお母さんに対しての感情は素直に見せている気がします。
離れ離れだったとは思えない程お母さんと打ち解けてくれて、嬉しい限りです。
チゾットの様子を見終わったら、まずは大神殿に向かいます。
前回は檻の向こうに置かれていた天空の鎧を堂々と回収してきました。
あまり来たい場所ではありませんが、息子の装備の為には仕方ありません。
家族の反応が薄かったのでさっさと脱出。
そのままテルパドールに運んでもらいましょう。
ここを進めると、主人公が「ゆうしゃのちちおや」になってしまうのが辛い。
そして娘が寂しそうなのがまた辛い。
女王様が綺麗という話から、お母さんがキレイだから結婚したのかと聞かれました。
なんて難しいことを…。
お父さんは、お母さんの全部が好きだから結婚したんだよ。
見た目も中身も全部好きなんだよ。
そういう意味もこめて「いいえ」で答えると、何故か「やるわね!」と見直されてしまいました。
いやいやルーナ、もう一回言っておくよ。
全部好きなんだって。
地下の庭園でアイシス様に息子を紹介したら、物凄い勢いで天空の兜まで連れて来られました。
天空の兜はあんなに重かったのに、ブカブカな状態からユーリの頭にぴったりなサイズに自動で変形します。
これで天空の武具が揃って、天空の勇者の出来上がりです。
世界の中でも特にこの国の人たちはやたらと勇者を持ち上げてくれます。
そのせいで、息子が「勇者になってもお父さんの子どもだよね?ね?」と不安がってしまうではないですか。
よし!ルーナ、よく言った!
勇者云々の前に、二人はお父さんとお母さんの大事な子どもなんだよ!!
そこを間違えちゃいけないよ。
お父さんは(勿論お母さんも)そこらへんの一般人だったとしても、二人が大好きなんだよ。
君たちのことも全部好き。
だからそんな不安は捨ててしまおうね。
何だか微妙な感じになってしまったので、気分転換でオラクルベリーに飛びます。
でもカジノには行きません。
目的はただ一つ、オラクル屋ののれんです。
一度購入を断ると、「ガマンします…」と言ってがっかりするフローラさんとルーナ。
反応がそっくりでとても嬉しくなります。
いっぱい頑張ったご褒美なので、勿論すぐに買いました。
我が家の反応がこちら。
皆が十分堪能したら、その内名産博物館においてくるからねー。
あ。
もしかしたら子ども達をはじめ、色んな人からノア→フローラさんの愛情が重すぎると思われているかもしれませんが、そんなことはありません。
大丈夫。
今日もちゃんとラブラブです。