ノア(フローラルート)32 封印の洞窟
そろそろ全部回りつくしたはずなので、主人公の専用防具を取りに洞窟に潜ります。
息子はアルカパの近くと言っていましたが、どちらかというとサンタローズの北あたり。
かつての自宅のすぐそばに最強の防具があるというのは感慨深いです。
最初のフロアは誰かが封印してくれていたようで、一切敵が現れません。
石板にはご丁寧に石をどかすなとの忠告が書かれています。
この言い回しが息子には難しかったようで「ドカスベ・カラズ」さんという人がいると思ってしまったようです。
まだまだ可愛いなあ。
勉強が得意な娘はしっかり理解した上で、主人公に釘をさしてきます。
しっかり者です。
子ども達にデレデレしているお父さんの心の中など、フローラお母さんにはお見通しでした。
そんなに動かしたそうな顔をしてたのか…。
まあ動かすけど。
動かしたら娘に呆れられましたけど。
元に戻すから許してね。
怖い顔のレリーフを封印するということだけは覚えていたのですが、それ以外の記憶が一切ありません。
多少新鮮な気持ちで洞窟探検が出来たと言えるでしょう。
そしてしばらく歩く内にひとつ思い出しました。
この洞窟苦手だった…!
ブルーイーター・レッドイーターにやられて、何度となく棺桶に入るお父さん。
その度に蘇生してくれる優しい息子。
ここではいつもの教育方針(作戦)の「じゅもんつかうな」ではやっていけません。
しあわせのぼうしを被れる女性陣だけは時々まほうを解禁します。
男性陣は時々遭遇するシルバーデビル相手にマホキテで体を張って回復です。
出来る限りMPを消費したくないのに、エビルマスターに何度も何度も踊られて腹の立つことこの上ない。
HPの回復はしゅくふくのつえとフローラさんのべホイミで頑張ります。
息子はいのちのリングを装備しているので自動回復しています。
奥まで進んでみると、また石板を発見。
どうやら全ての魔物を封印する必要があるらしいです。
この階、レリーフが4つもあるんですが…。
流石は最強装備の一つ、そう簡単には手に入りません。
とりあえず一枚押す→滑る→位置を変えて押す→押す→押す→滑る→ハマる。
何とかならないものかと一旦上の階に戻ってみるも、石の位置は変わらず…。
ああ…もう、これだから!!!!
ここまできたら回復も兼ねてリレミトの後、宿泊に。
お金が貯まっていたので、全滅対策の為にゴールド銀行に預け、ついでに少しだけカジノコインも買っておきます。
カジノのバーテンダーは勇者が現れるかどうかで賭けをしているそうです。
フローラさん、ご立腹。
この人もまさか勇者の一族が目の前にいるなんて思っていないんでしょうね…。
元気になったところで再チャレンジといきましょう。
ただでさえ厄介な洞窟なのに、スマホとの相性は最悪です。
ボブルの塔の比ではありません。
動くか動かないかくらいの感覚で石を押して、ようやく1枚完了。
気が遠くなります…。
良くも悪くも戦いには慣れてきて、ザオリクの機会はかなり減少しました。
そしてこの洞窟で真っ先に起き上がったのはまさかのエビルマくん。
あんなに忌々しいエビルマスターが仲間になるなんて思ってもいませんでした。
来るもの拒まずがポリシーのノア。
仲間になりたいというのなら、受け入れましょう。
モンスターじいさんと仲良く暮らせよ!!
次に起き上がったのはゴレムス。
SFCで初めてラスボスを倒した時のメンバーでした。
歓迎します!!
…が、今は装備の問題があるのでひとまずモンスターじいさんのところに行っててください。
更にすぐにサンダーも仲間になり、まさかのゴーレム2匹体制に。
魔界行きの馬車メンバーも色々考え直す必要があるかもしれません。
贅沢な悩みです。
4枚のレリーフを封印し、敵が一切出なくなるもマントは出現しません。
そうか、「すべての魔物」は洞窟内すべてのことだったか…。
もう何度目になるか分からない溜め息をつきながら、一つ上の階に戻ります。
押す→押す→押す→滑る→ハマる。
…。
もう嫌だ…。
泣きそうになりながら、もう一度町で回復して出直しました。
無駄足は御免なので、今度はちゃんと上から順番に封印していきます。
自業自得といえばそれまでですが。
あんなに嫌だったイーター達も、ドラゴンの杖の力で蹴散らしていきます。
はぐりんは仲間になってくれないのに、ムチムチ(エビルマスター2匹目)はついてきました。
それならもっと優しく戦って欲しかった…。
何とも言えない気分で全6枚のレリーフを封印して、ようやく王者のマントと出会えました。
でかい。
皆、見つけた時には色々反応を示してくれたというのに、手に入れても何も言ってもらえませんでした。
案外冷静です。
お父さん、ちょっと寂しいです。
実は子ども達よりも守備力の低かったお父さんですが、これでようやく肩を並べた感じです。
まだ防具が一つ足りていないとはいえこの状況、主人公が情けないのか子ども達が頼もしいのか…。
考えたらまた寂しくなるので、後者ということにしておきます。